マレーシアの治安について 駐在員の実体験

 

 

 

[st-kaiwa5]マレーシアに行ってみたいんですけど、治安は大丈夫ですか?[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa2]日本より安全とは言えないけど、注意すれば安心して生活できるよ[/st-kaiwa2]

[st-mybox title=”この記事でわかる事” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-check” margin=”25px 0 25px 0″]

  • マレーシアの治安全般、犯罪件数について
  • マレーシアでの実際に体験した犯罪事件・事故例
  • マレーシアでの防犯対策例

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マレーシアで生活していると日本に帰国した際に現地の治安について、よく質問を受けます。

移住人気と共にマレーシアに数ヶ月の短期滞在をする人も増えています。

しかし、ホテル暮らしや数ヶ月程度の滞在では、マレーシアの本当の治安を把握することは難しいと感じます。

今日は、日本のテレビ番組や移住斡旋業者が、決してお伝えしない現地の治安実態について、私や駐在員の同僚、現地の日本人友達が実際に体験した事故、事件についてお話ししたいと思います。

対策についてもお話ししますので、参考にして下さい。

 

 

マレーシアの治安全般について

 

マレーシアは治安が良いと表現する人がいますが、統計的には間違いなく日本よりは治安が悪いので注意が必要です。

ただ、街中で突然襲われたり、誘拐など生命に危機を感じることは、ほとんどないので注意を払って生活すれば問題はありません。

 

メモ

2010年 犯罪発生状況

  • 殺人:マレーシアでは年間487件の殺 人事件を認知。一方、日本では、1、067件の殺人事件を認知。それぞれの国の人口一人当たりの発生率で比較するとマレーシアは日本の約2.1倍。
  • 強盗:マレーシアでは年間約21, 333件の強盗事件を認知。一方、日本では4,029件の強盗事件を認知。人口一人当たりの発生率で比較するとマレーシアは日本の約24.4倍

引用:在マレーシア日本国大使館

 

以下、身近で起こった実際の体験談

 

マレーシアの治安 犯罪被害その1 車上荒らし

駐在員や在マレーシア日本人で最も被害に合う頻度が多い犯罪が車上荒らしです。

車の窓を破られ、バックや金品、パソコンなどが盗まれます。パスポートも取られた同僚もいます。

パスポートを取られた人には後日談があり、パスポートを拾ったので会わないか?と連絡がありました。

郵送を要望したら、それを拒み何か怪しい。

金品を要求するような雰囲気があり、結局、現地スタッフの進めでパスポートは諦めることにして、大使館で再発行してました。

 

私は、注意していたので、車上荒らしにあったことはありませんが、車を持っている駐在員の1割〜2割が被害にあっていました。

朝会社に行くと、同僚の車がシートで窓ガラスを塞いている光景をたびたび目撃しました。

 

[st-mybox title=”対策” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 車内にバックや携帯電話など取られやすいものは絶対に置かない。カードや小銭などもダメ。
  • レストランやコンビニに入る時も必ずバックは持ち歩く。同乗者にも伝え、持ち歩きをお願いする。
  • どうしても持ち歩きが出来ない場合は、トランクルームに入れ、外から見えないようにする。
  • 被害が発生しやすいエリアを把握しておく。
  • 夜間は路地や暗い場所に駐車しない。面倒でもガードマンがいる駐車場を利用する。

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マレーシアの治安 犯罪被害その2 交通事故

マレーシアの道路は信号や歩道が少なく、車がスピードを出しやすいように設計しています。

道路インフラを整え、経済発展が車社会と平行して進んだため、効率化を重視し、道路が広く出来ています。

法定速度は一般道が90km/hr、高速道路が110km/hrです。

また、バイクが日常的に信号無視など無茶な運転をします。

その結果、死亡事故確率は日本の7倍です。

2018年の統計で、

日本の年間交通事故死亡者数は約4000人、人口は約12000万人。

マレーシアは交通事故死亡者数が約7000人、人口は約3000万人。

日本に換算すると年間28000人が死亡していることになります。

1000人規模の会社に勤めていましたが、残念なことに数年に一度は社員が交通事故で死亡していました。

 

[st-mybox title=”対策” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • できる限り、タクシー(Grab)や車を使用し、歩かない。
  • あおり運転する車には道を直ぐ譲る。
  • 車間距離を長く取る。
  • 夜間の運転を極力避ける。
  • 野生動物(猿、イノシシなど)の飛び出しに注意する。特に夜間。
  • 雨季は道路が荒れる(デボット)のでスピードを落として運転する。

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別の記事で今度、詳しくお話しますが、マレーシアでは交通事故ビジネスが存在します。

事故を起こすと真っ先に、彼らが車に寄って来ます。事故を起こした人によると、自分が車から降りる前に速攻で寄って来るらしいです。

つまり、事故多発ポイントで彼らは待ち構えています。

一説によると、雨の日に彼らが、油を道路に撒くとか。。。実際2名の駐在員が雨の日にスピンして、廃車にしました。。。

彼らの目的は、事故処理の弁護士や車修理業車の紹介がメインで一回の紹介料が大卒初任給くらいの場合もあるので商売として行なっています。

怪我した場合などは、真っ先に病院への搬送するなど人命救助に役立っていることもあります。

基本的には大事故でない限り、警察は事故処理には来ません。

事故は当事者が警察に届けに行き、レポートを書いてもらい、保険請求します。

事故処理は件数が多過ぎて対応出来ないのが実情で、彼ら仲介者が役立っています。

サービスとして利用するのは悪くはないと思います。

 

マレーシアの治安 犯罪被害その3 窃盗・スリ・ひったくり

マレーシアで観光客が被害に会いやすい犯罪は窃盗やスリです。

ナイフを突きつけられて、金品を要求されるような強盗は日常生活ではないのですが、スマホや財布をスられるようなことは、日常的に発生します。

 

実例1:ホテルの朝食会場

これは出張者の話です。

朝、ホテルの朝食会場でテーブルにスマホを置き忘れ、直ぐに取りに戻ったが、既に遅し。

スマホは消え、ホテルの従業員に問い合わせたが、結局、出てこなった。

 

ちなみに私も行きつけの店にスマホを置き忘れたことがあります。

店主が気を利かせて、直ぐに保管して置いてくれたのでトラブルにはなりませんでした。

スマホを置き忘れて出てくる確率は半々というところでしょう。

 

実例2:ショッピングモールでカバンから携帯をスられた

ある駐妻さんが、クアラルンプールのブキ・ビンタンにあるパビリオンと言うショッピングモールで、エレベーターを乗っている時に、後ろの男にバックからiphoneをスられました。

小さな子供を連れており、後で子供に聞いたところ、子供は男が盗む瞬間を見ていたそうです。

子供は「怖くて言えなかった」と言っていました。

 

実例3:車の乗り降りを狙った強盗

自宅の前で車を降りた際に、バイク🛵が突然現れ、助手席にあったバックを助手席側のドアを開けられ、強盗された。

被害者は大きな住宅に住むお金持ちです。高級車に乗っていることもあり、狙われていたようです。

因みに彼の家は、夜間強盗に入られた際には2階の寝室につながる廊下のシャッターが自動で閉まるようになっているそうです。

1階にはメイド部屋を配置していると言っていました。

現地の富裕層はそこまでして、防犯しています。

 

実例4:路地でのバイクひったくり

これは出張者がクアラルンプールのブキ・ビンタンで被害に会いました。

ホテルから大通りに出ようと路地を歩いていたところ、後ろから来たバイクにカバンをひったくられました。

高級ホテルがある場所で、犯人は外国人富裕層を狙っていたものと思われます。

 

[st-mybox title=”対策” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 人目に付くような場所に金品を置かない。テーブルに財布、スマホなどを置くことをしない。
  • 混み合う場所ではバックは体の前に抱える。リュックサックは出来るだけ、愛用しない。
  • 路地などでは女性は並べく、男性にバックを持ってもらう。現地人は、そうしている人もいます。
  • 特に外国人観光客や駐在員が多いエリアには注意する。犯罪者が狙っています。

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マレーシアの治安 犯罪被害その4 空き巣

ある駐在員ですが自宅に帰宅したら、家の玄関ドアが破壊され、泥棒に入られていました。

ドアは鉄格子付きの二重ドアでした。しかし、両方とも破られていたそうです。

 

幸いのことにミニマリストで単身赴任だった為、金品は特に置いてなく、被害は少なかったようです。

後日わかったことですが、犯人はコンドミニアムのガードマンでした。

彼は営業で社用車が毎日迎えに来ていたので、お金のある駐在員として見られたようです。

単身赴任だったことを把握していたので、昼間は不在であることをわかっての犯行です。

残念なことに、数年に1回はこのような事件が発生し、ガードマンが全て入れ替わるようなことが起きていました。

これは住む場所(コンド)によると思いますが、ガードマンをあまり信用しないようにしてください。

彼らは賃金が低いので、自分の命を投げ出してまでガードするようなことは、ほぼありません。

基本的にはドロボーに圧力をかける抑止力でしかありません。

 

マレーシアの治安 犯罪被害その5 詐欺

これは出張者がよく被害に会いました。

休日に徒歩で移動中に警察官らしい2人組に声をかけられパスポートの提示を求められました。

携帯していなかったのでホテルにあると言うと、いちゃもんを付けてくる。

直ぐ近くのホテルに取りに行くと言っても聞いてくれません。

途中で、「お腹が減ったな〜」と言いながら金品を要求するような仕草をする。

直接、手からお金を受け取ることはないですが、ポケットにお金を入れるような仕草をします。

仕方がなく、日本円で1000円くらいをポケットに入れて解放されることが何度かありました。

 

これは本物の警察だと思っています。

その場で交通違反を小銭で解決していることはよく聞きます。

ただ、これは外国人のみが使える技のようです。

 

[st-mybox title=”対策” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • パスポートは持ち歩きましょう。最悪、コピーでもOKの場合があります。
  • 事前に周辺の犯罪情報をホテルに聞く。

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マレーシアの治安 その他 ナイトパブでの出来事

 

駐在員がパブでお酒を飲んでいたところ、突然、空のビール瓶が飛んできて目の前で割れた。

彼は破片が当たってしまい、少し切り傷をおいました。

原因ですが、彼に非はありません。

実は、中華系マレーシア人(華人)の中には日本人のことをよく思っていない人が稀に存在します。

それは、第二次世界大戦時に日本軍がマレーシア内を占領し、その時に日本軍が華人を理不尽にも殺した歴史があります。

ビール瓶を投げた人は祖父を日本軍に殺されたらしく、日本人を嫌っていたそうです。

結局、その場は仲間の華人が完全に謝罪して誠意を見せたので、それで納めました。

なかなか防ぎようの無いトラブルですが、ジロジロ見られるなど怪しい雰囲気を感じた場合は、その場を立ち去るのも一つの選択肢です。

 

マレーシアの治安 その他 シンナー中毒

一般の人が生活する繁華街で、シンナーを吸っている人を何回か見かけたことがありました。

その前を白バイが通りましたが、見てみないふりをして通り過ぎていきます。

外国人労働者の中には、低賃金の肉体労働でストレスが溜まり、このような廃人になってしまった人が稀にいます。

発見したら、その場を直ぐに立ち去りましょう。相手にしないことがベストです。

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]まとめ[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#FFC107″ bgcolor=”#FFFDE7″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

沢山の事例を紹介しましたが、犯罪は起こってしまってから対処するより、合わないことがベストです。

外務省の海外安全ホームページなどで事前に情報収集を行い、犯罪の手口、エリアを把握しておきましょう。

現地情報はホテルスタッフや駐在員、在住者からの情報収集がベストな方法です。

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マレーシア駐在員の給与、現地スタッフの給与はいくら?

駐在員の給与体系
駐在員の給与

 

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-question-circle” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#03A9F4″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]疑問[/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]海外駐在員はいくら給与をもらっているか? 現地スタッフの給与はいくらか?

また、海外駐在員になる具体的方法を解説します。[/st-mybox]

 

 

 

海外駐在員の給与内訳

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

ズバリ!額面年収は日本の給与の1.5倍、手取り1.7倍程度!

給与の他にプール・ガードマン付きの自宅でメイド、運転手がいるケースもあり!

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[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]注意[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”200″]あくまでも、個人的な見解です。これ以外の方もいます。[/st-cmemo]

 

まず、駐在員の給与算出で一般的に使われている考え方は

No loss, No gain +インセンティブと手当て」です。

 

つまり、日本の生活水準と比較して、生活水準が落ちもせず、上がりもしないレベルの給与が支給され、

これにインセンティブ(報酬金)と手当て(住宅手当や通勤手当、ハードシップ手当など)が付きます。

 

物価算出は一般的に生活水準は購買力補償方式が使用される場合が多く、

仕組みとしては、調査会社により毎年、日本の調味料や同品質の日用品などの価格が現地調査されます。

現地と日本との物価比をインデックス指数(掛け率)に置き換えて支給額を調整します。

 

具体的な支給内訳は以下の通りです。

 

インセンティブ(報酬金)

 

これは所属する企業によって異なります。

私の場合は25%のインセンティブが付いていました。

簡単に言うと基本給が25%増ということです。

 

住宅手当て、メイド

住宅は基本的に会社支給です。

私の場合は、ガードマン付きのコンドミニアム(マンション)でしたが、家族が多い人などは一軒家になる事もあります。

一軒家でもセキュリティー上、住宅街の入り口にはゲートがありガードマンがいるエリアの家を支給されます。

また、5LDK3バスルーム3トイレなど家が広いのでメイドがいる場合もあります。

私は通いのメイドさんで、掃除・洗濯・買い物を週に1回頼んでました。費用は会社支給でした。

 

通勤手当て

 

経営層や営業職など客先・外部に行く機会が多い人は、運転手付きの社用車が支給されます。

技術系の場合は、通勤用に車が支給される場合があります。

私の場合、妻も含め自ら運転してましたので、通勤車と自家用車(家族用)の2台が支給されていました。

因みに現在、日本の免許は現地の免許証に書き換えが停止されています。

1年有効の日本発行の国際免許証で運転することになります。

また、タイなどのASEANの免許証を持っていればマレーシア、ASEAN内は運転できます。

 

税金

どこの会社もそうだと思いますが、

現地での税金は、会社が負担します。

マレーシアは所得税のみで住民税はありません。

日本の住民票を抜いているので日本に税金を納めることはありません。

 

税金関してはこちらのページでも解説しているので参考にして下さい。

 

[st-card id=409 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]

 

語学学習手当て

やはり、赴任当初は語学で困ることが多いです。

そのため、多くの会社では語学サポートをしています。これも会社支給になるケースが多いです。

私の妻は、日本語が話せる語学教師を雇って自宅学習を行っていました。

その教師は現地マレーシア人に日本語を教えていたので、その紹介で親日家の現地の友達が沢山できました。

一緒に食事したり、季節のイベントに参加したり、現地や日本の情報交換など双方にメリットがあったのでとても良かったですね。

その付き合いは帰国後も続いています。

 

英語学習は、こちらを参考にして下さい。

[st-card id=627 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]

 

厚生年金、保険、スマホ料金

厚生年金、雇用保険、健康保険は日本と同様に給与天引きします。(所属会社によります)

現地での損害賠償保険(ゴルフ保険など)の支給もあります。

 

その他、スマホは法人契約で会社支給です。

日本に一時帰国しても使えるようにしてあり、他のどこの国でも使えました。

日本と違いスマホ代は安いです。

ASEAN10ヵ国など海外ローミングが1日500MBまで出来て100RM(約2500円)くらいです。

 

↓こちらも参考にしてください。

[st-card id=364 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]

 

医療費、健康保険

医療費は会社が海外旅行保険をかけているので、基本的には無料です。

日本の健康保険ような3割負担はありません。

 

余談ですが、入院時の、個室料金(差額ベッド代)や食事費は保険適用されないと

約款に記載していたと記憶してますが、私が入院した時は、実際の負担はありませんでした。

内容を確認して書類にサインをして終了しました。

 

詳しくは聞きませんでしたが、おそらく、病院がそれも含めて保険請求したのだと思います。。。

医療

 

日本に一時帰国して、日本の病院を受診する場合は、

海外旅行保険でカバーされず、健康保険になるので3割負担となります。

 

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-file-text-o” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]ここがポイント[/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]

このように、住居費、税金、医療費などの個人で負担する部分が減るので、駐在員は年収の9割が手取りとなります。

日本だと7〜8割が手取りとなるイメージです。

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例えば、

日本で年収600万円だった人が海外駐在した場合、額面900万円、手取り810万円。

700万円だった人は額面1050万円、手取り945万円程度となります。

私の会社はその中から、現地通貨分と日本給与分を配分します。

 

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

このように海外駐在員はぶっちゃけ稼げます。

日本にいる時より、効率よく手取りが増えます。

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海外駐在員になる方法

「もう少し年収を上げたい」、「現在の会社では将来が不安だ」と思うなら現状を変えるしかないです。

もし、あなたに海外駐在員になるチャンスが社内に存在しないのなら、転職するしかありません。

転職と言っても普通の転職サイトではダメでハイクラス転職を目指して下さい。

 

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これが海外移住者向けの現地採用転職とは違う部分です。

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私も登録してみましたが、海外駐在のオファーは複数ありました。

年収も魅力的なオファーが多数ありました。

 

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登録は無料ですから、自分の市場価値を測るために試してみるのも良いと思います。

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現地スタッフの給与は? 月給いくら?

続いて、現地マレーシア人の基本月給の場合をお話しします。

前提条件として、為替レートは1RM = 26円で換算しました。

 

法定最低賃金は2020年時点で、月給1200RM=31,200円。

これはプランテーションやガードマンなどとして働く、外国人労働者に適応されるケースが多い金額です。

 

新卒採用のシステムがないので、新卒で入社する人は少ないのですが、

大卒新卒で月給2000〜3000RM(約5万円〜8万円)

海外へ留学経験がある新卒で3000〜4000RM(約8万円〜11万円)

新卒後、数年の職務経験がある場合で3000〜5000RM(約8万円〜13万円)

係長・主任クラスで6000〜8000RM(約15万円〜21万円)

課長・マネージャークラスで8000〜12000RM(約21万円〜31万円)

部長クラスからはその企業により青天井だと思います。

 

マレーシアは工業化が進んでいますが、それを支えるエンジニアは不足気味で高給取りになります。

優秀な人材が多い中華系エンジニアは主任で軽く10000RMは越えます。

 

医者や弁護士などもそうですが、エンジニアなどの専門性が高い職種は絶対数が少ないので希少性に比例して、給与も高くなる傾向です。

 

ちなみにマクドナルドのアルバイトは時給8〜11RM(200円〜360円)程度です。

このクラスになると、もちろん、現地語しか使えず、英語でのコミュニケーションは難しいです。

 

 

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ここだけの話、海外駐在員はぶっちゃけ稼げます。効率よく手取りが増えます。

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年収を上げたいと思い、

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私が強く言いたいのは、行動する以外、人生は変わりません。

いくら勉強しても、本やインターネットで知識をつけても、

結局は「行動」し、Out Putしなければ未来は変わりません。

 

海外駐在員は必見。各国の国民性(異文化)について

異文化コミュニケーション高コンテクスト、低コンテクスト、序列主義って聞いたことありますか?

私たち日本人と外国人では、同じ事が起こっても感じ方に違いがあります。それは住む環境や歴史的背景など、これまでに受けた影響が違うからです。

海外で仕事をする上で是非、知っておいて欲しい異文化感覚、受け取り方の違いについてお話しします。

 

異文化:高コンテクスト文化と低コンテクスト文化

コンテクスト、異文化、海外

*数字が高いほど高コンテクスト文化の傾向。

国や地域のコミュニケーションスタイルの特長を「高コンテクスト文化と低コンテクスト文化」に識別できます。

高コンテクスト文化とは、簡単に言うと我々日本人のように、相手のことを思いやり、空気を読む文化。

反対に低コンテクストとは欧米に見られる言葉でコミュニケーションを取る文化。

コンテクストとはコミュニケーションの基盤である「言語・共通の知識・体験・価値観・ロジック・嗜好性」などのことです。

日本人は常に周りの様子や気配に気を配り、相手が言葉を発しなくても、相手の行動、様子から、相手を理解することが得意です。つまり、1を聞いて10を知る文化です。

阿吽の呼吸ツーカーが通じるコミュニケーションです。

一方、欧米は言葉やジェスチャーを介し、コミュニケーションを取り、言われてないことは無かったことと同然の文化です。

子供頃から、常に他人に気を使うことを教育されている日本人は世界の中でも最もコンテクストが高い文化です。

海外では、仕事をする上で「指示しなくもて気を聞かせてやってくれるだろう」とは期待せず、重要な事、指示事項は必ず文章に残して伝えるようにしましょう。

 

東南アジアは比較的に日本の感覚と近く、同じ業界で毎日、一緒に仕事をしていると段々と言葉を発しなくても伝わるようになって来ます。

「あれ」、「それ」で通じるようになって来ると、それに甘んじて適当な英語でも意思疎通ができてしまうため、日本人駐在員の英語力、語学力が伸びない原因にもなります。

序列主義と自由主義

PDI(パワー・ディスタンス・インデックス)が高い国では、上下関係が非常に重視され、低い国では平等性が重視されます。

東南アジアの大半の国は、日本よりもPDIが高く、社会的地位や役職により上下関係が形成されます。

上司との話し合いは、頻繁に行われますが、最終的には上司が提案した事項に従う傾向が強いです。

ここでのポイントは、役職名です。

会社では役職が与える影響が比較的強いため、日本人の駐在員の役職名には注意が必要です。

アドバイザーなどの肩書きで会社でのポジションがわかり難い場合は、現地スタッフや取り引き先にキーマンとして認知されず、仕事が上手く進まない場合もあります。

その場合は、現地トップや上司と相談し、役職替えも検討してみてはいかがでしょうか。

 

個人主義と団体主義

駐在員 異文化 

INDIV指数が高いほど、個人主義を重視する傾向が強いです。

アメリカが1位である事は納得しますね。

 

マレーシアは日本に比較して、個人よりも社会、団体を優先する傾向にあるようです。

国の過去のスローガンが「Satu Malaysia (一つのマレーシア)」に代表されるように国民一人一人は国(チーム)の一員なんだという意識が感じられます。

チームでお揃いのユニフォームやコスチュームは定番です。

 

海外拠点に駐在員はなぜ必要?駐在員がやるべき5つの役割 

海外 駐在員 仕事 役割

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=””]着任早々は新たな国でのチャレンジにやる気が満ちています。
しかし、実際のところ何をして良いのか悩んでいる方も多いです。

駐在員ってどんな役割?どんな仕事?

今回は30代のプレーイングマネージャーを想定して、果たすべき役割をお話します。[/st-mybox]

 

 

役割1 現地と日本をつなぐ”窓口機能”

会社には方針があり、事業的な戦略があります。

日本で働いた経験があり、日本の経営陣・トップからメッセージを受け取っている駐在員は日本側の意向を把握しているはずです。

現地と日本をつなぐことが駐在員の一つの役割です。

現地では言葉の壁があり、日本からの会社方針を現地スタッフは一度で正しく理解できている場合は少ないです。

現地の事情、環境を理解している駐在員が日本(本体)と現地の間に入り、噛み砕いて方針を説明するなど調整する事が大きな役割です。

他には日本から技術応援・支援をしてもらっている場合、応援スタッフは専門性はあるものの英語が上手く話せず、正しく伝える事ができない事が多いです。

この架け橋も駐在員の役割となります。

現地スタッフの一人一人の性格や環境を理解している駐在員だからこそできる役割なのです。

 

役割2 トラブルを重大化させない ”ストッパー機能”

仕事をしている以上、トラブルは付きものです。

現地スタッフだけで解決できれば良いですが、スキルや経験不足で対応できない場合があります。

そんな時が駐在員の出番です。

問題を深刻化する前にいち早く対応し、解決に繋げる事が重要です。

 

例えば、製品の品質トラブルが発生している。いち早く原因を追求し、対応を行う。

それにより不良品の山を防ぎ、事業的損失を最小限にするため、現地先導での瞬発力が求めらます。

後手にまわり、やるべき事をやるべきタイミングでやらなかった。

これが最も最悪のパターンです。

そうならないために駐在員が必要です。

 

役割3 会社固有の技術・マネジメント方式の伝承人

日本の企業は東南アジアなどの新興国の企業に比べると技術開発力や生産性、利益率が高く、特に製造業においては日本式の企業管理手法、技術力などは先進しています。

会社固有の技術、管理手法は、日本の本体側で開発されているのが一般的です。

例えば3S活動、企業会計、TPM活動などの経験は、本体側に長年の蓄積があるはずです。

職務経験が豊富な駐在員が現地での改善活動を通じ、会社の収益向上させる事が駐在員の役割の一つです。

 

役割4 現地スタッフの教育、育成

 

昨今の東南アジアの経済発展スピードは早く、猛烈に日本経済との差を縮めています。

しかしながら、仕事に関して言うと外資系企業の進出により、支えられている部分は大きいです。

現地スタッフは職務経験が浅い場合が多く、教育による育成は必須です。

現地のシニア層が育っていない段階では、やはり駐在員の力が必要です。

 

 

役割5 次世代の駐在員の育成(海外トレーニー制度)

日本の企業もグローバル化が進み、日本人も海外で働く事が一般化して来ています。

将来の駐在員の確保や若手の育成は大事な役割で人材確保は簡単ではありません。

そのため、海外トレーニー制度を採用している企業が多くあります。

教育係りとして、現地の仕事環境と日本での仕事環境を把握している駐在員が大きな役割を果します。

トレーニーのつまずいている点のフォロー、現地スタッフとの掛け渡しなどが役割になります。

 

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