【マレーシア移住希望者向け】5分でわかる1ヶ月間の生活費

転職

マレーシア移住に興味がある人

[st-kaiwa5]マレーシア移住に興味があるなぁ。1ヶ月の生活費はいくらかかるのかな?[/st-kaiwa5]

 

こういった疑問にお答えします。

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  • マレーシア移住での1ヶ月間の生活費【3人家族・実例付き】
  • マレーシア移住の日常生活費以外でかかる費用【帰国費・保険など】
  • マレーシア移住の住居仕様と家賃相場【実例付き】

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マレーシア移住での1ヶ月間の生活費【3人家族・実例付き】

クアラルンプールに3人家族(子一人)で住んだ場合の1ヶ月間の生活費について説明します。

ここでは、お小遣いや趣味に使用する費用は個人によるので除いて、生活維持の固定費について解説します。

ざっくり1ヶ月間の内訳

項目 マレーシア 月間生活費 備考
住居費(家賃) 90000円(3500RM)

 

3LDKS 3トイレ・バスルーム 120平米

地下駐車場・プール・ジム・守衛付き

食費(食材費) 10000円 平日のみ自炊
食費(外食) 30000円 週に2〜3回
車維持費・ガソリン代 6000円

 

通勤用で月間1500KM走行

1L=2.1RM(約55円)

通信費 インターネット:

約5200円(200RM)

携帯電話:

1800円(35RMX2台分)

ブロードバンド

 

各6GB LTE通信

電気・ガス・水道 4500円 詳しくはこちら
ハウスクリーニング 6500円 (250RM) 週1回2〜3時間
合計 154,000円

 

合計154,000円ですが、ほとんどが家賃です。プール、セキュリティーゲート、地下駐車場、ジム、子供用公園付きが一般的です。

 

食費

外食は日本よりは多くなる傾向です。

外食でもマレーシア現地料理はお手頃価格です。

日本食はに日本同等の品質を求めるなら、日本の価格の1〜1.5倍程度です。

洋食になると日本の外食と比べ、少し安いか同等程度です。もちろん、お酒を飲むと割高になります。

 

住居費 (家賃)

家賃は住宅設備・施設がグレードによってもっと安くも高くも出来ます。

日本人が住むコンドミニアムは2000〜6000RM程度が一般的だと思います。

実は、クアラルンプールではコンドミニアム・住宅が供給過多になっているため、地方都市よりも家賃は割安になります。

地方都市は日本人が住むエリア・コンドミニアムは限られるため、設備グレードが低くなり、割高傾向です。

 

車維持費・ガソリン代

マレーシアのガソリン価格は日本円で55円/L程度です。レーギュラーガソリン価格は政府がコントロールしているので、価格変動も小さいです。

安定して2.1RM(約55円/L)程度です。

また、車検制度はありません。あるのは道路税(Road tax)のみです.

年間50〜100RM程度です。

 

マレーシアは基本的に車社会で車が必要です。

歩道が少なく、日中の日差しが強いので買い物だけでも徒歩で行くのはとても大変です。

Grabタクシーなどもありますが、クアラルンプールではドライバー不足であり、時間帯によっては非常に掴まり難い状況です。

また、ゴルフをする人や日本人が良く住むモントキアラで住む人は車がないと不便です。

モントキアラは高級住宅街なので庶民が利用する公共交通は需要がないので少ないです。

つまり、車を運転しない場合は住むエリア・コンドミニアムが限られます。

 

ハウスクリーニング・メイドサービス

マレーシアに住むメリットとして、家事からの解放があります。

掃除・洗濯はハウスクリーニングサービス(洗濯含む)に依頼することも出来ます。

マレーシアでは各部屋にバスルームがあり、掃除箇所が多くなります。

人件費が安いのでメイドやハウスクリーニングを依頼する事は珍しくありません。

現地の方でも共働きの子育て世代は、良くメイドサービスを利用しています。

週1回で洗濯、掃除、ベットメイキングを依頼して、250〜400RM程度です。

 

マレーシア移住の住居仕様と家賃相場【実例付き】

 

マレーシア・クアラルンプールの家賃は日本に比べてかなりお得です。

タイ・バンコクもお得との評価ですがマレーシアの方が住居が広く、設備が充実しています。

その理由は、

  • マレーシアは人口3000万人程度の割に平野が多く、住宅用の土地が広い。
  • 主要都市では昨今の高級物件開発が乱立した事により、物件が供給過多となっている。
  • 高級物件を借りれる人が少ないので借りて市場となっている。

ここでは家具付きのコンドミニアムをご紹介します。

リンクハウスや一軒家(バンガロール)もありますが、安全面、交通面では移住初心者には向きませんので割愛致します。

以下にご紹介する実例は全てプール・ジム付きです。

 

物件例 4LDK コンドミニア 3600RM   141平米 家具付き

出典 https://www.iproperty.com.my/

 

 

物件例 4LDK コンドミニアム 3800RM 149平米 家具付き

出典 https://www.iproperty.com.my/

日本人が多い、モントキアラの物件です。

 

 

物件例 3LDK コンドミニアム 2300RM 102平米 家具付き

出典 https://www.iproperty.com.my/

 

 

物件例 2LDK コンドミニアム 2200RM 72平米 家具付き

出典 https://www.iproperty.com.my/

 

 

物件例 1LDK 都心のコンドミニアム 3500RM 70平米 家具付き

出典 https://www.iproperty.com.my/

1LDKではもっとお安い物件もありますが、ここでは都心のKLCC周辺をご紹介します。

都心になると設備の高級度がました物件が多いですね。

 

 

 

 

マレーシア移住の日常生活費以外でかかる費用【帰国費・保険など】

 

帰国用 航空券チケット

マレーシア移住と言えども時々日本に帰国します。その時のコストが高くなると移住メリットも半減しますね。

LCCの台頭により、東南アジア、日本間のチケットも以前に比べるとかなり安くなりました。

帰国日を早めに決めて予約すると、日本の国内線移動と変わらないくらいになって来ました。

実例をご紹介します。

例えば東京ーKL直行便では全日空、JAL、マレーシア航空、エアアジアなどがあります。

それぞれの価格は

  • 全日空、JAL、マレーシア航空が往復 エコノミー席 5万円〜15万円程度
  • エアアジア エコノミー 1.5万円〜10万円程度 (6万円もあれば余裕)

また、お得な情報として

全日空、JAL、マレーシア航空はクアラルンプール発で往復チケットを発見した場合は、日本発よりも安くなります。

また、乗り継ぎの国内線も0円〜1万円程度で乗れますので地方に行く場合は、バラバラで予約せずにセットで予約しましょう。

 

 

 

医療保険・海外旅行保険

移住生活でマストになって来る費用に医療保険が挙げられます。

東南アジアでは日本のような国民皆保険ではないので緊急時でも保険証やクレジットカードがないと診察してくれないのが有名な話です。

詳しくはこちらを見て頂きたいのですが、

おおよその金額は、一人年間10万円から30万円の費用が掛かります。

 

 

マレーシアの医療水準 について【実体験あり】

medical

 

生活する上で気になる点として、医療水準があげられると思います。今回は現地の実体験を交えてマレーシアの医療水準についてお話します。

 

 

[st-kaiwa5]マレーシアに移住したいのですが、現地の医療水準が心配です。[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa2]大丈夫。基本的な医療設備、医療技術は整っているから、風邪や食中毒、予防接種などは病院を選べは問題ないよ[/st-kaiwa2]

 

マレーシアの医療水準・病気全般について

マレーシアの医療水準は日本と同様に高く、世界標準の設備・施設、最先端の医療技術、経験豊富な医師・看護師チームが揃っており、万全の体制で診察してくれます。

特に国民病である糖尿病や心臓疾患などの分野には強いようです。

気をつける病気として、東南アジアではデング熱があります。特効薬はまだ、実用化されてませんので、感染した場合はデング出血熱にならないように絶対安静が必要です。

また、日本で流行するインフルエンザや花粉症、冬季の乾燥症などはマレーシアでは起きません。これはこちらで住むメリットだと思います。

 

マレーシアの医療機関

マレーシアの医療機関は主に総合病院と個人経営のクリニックに分かれます。

総合病院は公立病院と私立病院があり、もちろん私立病院の方が医療費が高くなります。

公立病院は主に現地の庶民が行く場所で、ほとんど医療費はかからないようですが、待ち時間が長くかかります。

総合病院は内部で内科、耳鼻科などの専門医師が勤務しています。しかし、病院の勤務医としてではなく、医師と病院が契約している形が多く、総合病院の中に個人のクリニックが存在し、総合病院の設備を使用しているシステムです。

そのため、同じ内科でも受診する医師は患者本人が選ぶことができ、複数の医師が同じ科目の医療を提供している病院もあります。

病院システムは基本的に日本の総合病院と大きくは変わりません。

初診では受付カウンターで必要手続きを行い、紹介を受けて専門医を尋ねる。レントゲンやCT、血液検査などの検査を行い、医師の問診を受ける。

その後、投薬・医療処置→薬の処方→会計となっています。

日本とは違い、処方箋発行と薬の販売が別になっていることはありません。

クリニックの場合は、基本的には日本の個人病院と同じシステムです。総合病院に行くとやはり待ち時間が長くなる傾向です。

風邪などの軽い症状、薬の処方のみであればクリニックをおすすめします。

首都クアラルンプールには、日本語が通じる病院やクリニックがあるので言葉の心配も入りません。

 

日本語が通じるクラアルンプールの病院

マレーシアの医療技術

マレーシアの医師は基本的には海外で留学して医療を学んでいます。日本やイギリス、オーストラリア、シンガポール、サウジアラビアなど医療水準の高い国で学んでいます。

そのため、技術的にも先進国水準で問題ないと思います。ただし、医療サービスではなく、医療処置が基本ですので日本のような超丁寧な扱いは無いと考えてください。

私立病院では外国人観光客を対象に医療ツーリズムを行なっている場合があります。その場合は、ホテルにいるような雰囲気で入院ができ、医療行為を受けることが出来ます。

薬は主にオーストラリア製が多く、マレーシア製は少ないです。欧米人の体格に合わせた設計のためか、日本メーカーに比べて錠剤は大きめ、量も多めです。

 

マレーシアの医療費

マレーシアには日本のような国民皆保険制度はありません。

移住者は海外旅行保険に加入することが一般的です。駐在員の方は会社が海外保険に加入してくれると思います。契約にもよりますが年間で10〜30万円程度だと思います。

日本の健康保険と違い、3割負担は必要ありません。全額、海外旅行保険でカバーされるので、薬代も含めて実質の支払いはゼロです。

私立の総合病院ではキャッシュレス診察を行っているところも多くあり、会計で請求額を確認してサインのみでOKです。但し、予防接種などには適応されません。

長期の海外旅行保険は個人でも加入できます。

資料請求はこちらから↓

留学・ワーホリ保険ならAIG損保

 

マレーシア医療の実体験

急性蓄膿症 3泊4日での入院

operation

私は過去に風邪をこじらせ、ばい菌が副鼻腔に入ってしまい、入院して手術をした経験があります。

副鼻腔炎(蓄膿症)は、日本では入院せずに投薬のみで治療する場合が多いようです。しかし、完治まで1ヶ月はかかること、頭痛や歯痛もあり、早急に完治したかったため日本の医師に電話相談し、技術的には難しい手術ではないことを確認して現地で入院手術することにしました。

診察後、当日入院して、翌日に手術を実施。術後の経過観察を行い無事退院できました。術後は症状が消え、良好でしたが点滴などの投薬がきついようで少し頭がクラクラしていたのを覚えています。

看護婦さん達もホスピタリティーあり、よく面倒を見てくれました。とても癒されたのを覚えています。

私立病院でしたので医療費は30万円ほど掛かりましたが、海外旅行保険で全てカバーされるのでサインだけして支払いはありません。

実体験では、簡単な医療でしたら日本で治療せずに海外旅行保険で現地で治療した方が時間もかからず個人負担もなく、良いと感じています。

 

マレーシア医療水準のまとめ

  • マレーシアの医療水準はそれなりに安心できる
  • 総合病院、専門クリニックは時と場合で選ぶ
  • 医療費は海外旅行保険でカバーできる
  • マレーシアでは症例が少ない”がん”などの医療は日本に直ぐ帰国すべし